ブラフは脱落型のダイスゲームです。
全員でダイスカップに隠してダイスを振り、手番プレイヤーは「全員のカップの中に何の出目が何個ある」と宣言します。次プレイヤーは出目の値を増やすか個数を増やすかして宣言をするか、前のプレイヤーの宣言が嘘だとブラフを宣言する事ができます。
前のプレイヤーの出目が嘘だと宣言した場合、実際に全員でカップを開けて実際に足りていたらブラフを宣言したプレイヤーのダイスが「超えていた分」だけ失われ、逆にブラフが成立していた場合前の手番プレイヤーのダイスが「足りなかっただけ」失われ、ダイスがゼロになったらゲームから脱落します。
ダイスの出目と個数を宣言する時に自分のカップからダイスを場に出して残りのダイスを振り直す事ができるので、5の目を3個出してから「5が5個ある」と宣言する事ができ、牽制しつつダイスを振り直す事ができるので非常に白熱します。
内容的にはハッタリのゲームですのでティーン以下でも遊べますが、確率論を知っているとより有利に遊べるため、ローティーン以上だといっそう楽しめるでしょう。
参加人数が多いと読み合いの要素が増えるため難易度が上がりますが楽しみも深くなります。
難易度は数字パズルと考えると中程度の難易度ですが、読み合い・ハッタリに加えて確率論が加わってくるので脳が痺れる面白さがあります。
全てのアナログゲームプレイヤーにおすすめできる超傑作です。