2019年 4th page

ねことねずみの大レース / Viva Topo!

ねことねずみの大レースは競争型のボードゲームです。スタート地点にいるネズミをサイコロの数だけ盤面を進め、チーズ部屋に入ってチーズをゲットする事を目標にします。遠い部屋ほどチーズの数が多いですが、チーズは早いものがちな上にサイコロの出目によって移動する猫に捕まえられてしまうとゲームから除外されるので、人と競り合いながら追ってくる猫に捕まらないように遠いチーズ部屋を狙うというゲームになっています。 基本的にはすごろくと変わらないゲームなのですが人と競る部分、猫が追いかけてくる部分で判断と葛藤が生まれ、ただのサイコロゲームではない楽しみに仕上がっています。 簡単なゲームなのでティ……

ハゲタカのえじき / HOL’S DER GEIER

ハゲタカのえじきは競争型のカードゲームです。得点カードを手持ちの点数カードで競るゲームなのですが、全員が同時にカードを公開し「同じ数字が出ていない数」の中で最高点の人が得点カードをもらえるシステムです(マイナスの得点カードは単体で一番低い点の人が取ります)。高い得点カードを高い点数カードで買いたいのですが、「同じ数字を出している人がいると脱落」なので単純に高い数字を出せばいいという訳ではなく、少ない数字でも潰しあいの結果得点カードを入手できたりと、運と読み合いが絡むゲームになっています。 ゲームとしては得点カードを見て点数カードを出すだけの簡単なゲームですのでティーン未満でも楽し……

ガイスター / Geister

ガイスターは対戦型の読み合いゲームです。6かける6のマス目の中に背中に赤の印があるおばけを4体、背中に青の印のあるお化けを4体配置し、交互に動かして自分の赤のお化けを全て取らせるか、相手の青のお化けを全部取るか、盤面の端から青のお化けを1体逃がすかすれば勝ちです。自分の手番ではお化け1体を上下左右のどれか1歩しか動かせず、相手のお化けに乗った相手のお化けをとれますが、それが赤のお化けか青のお化けかは取ってみないとわかりません。そして盤面端から青のお化けが逃げたら勝敗が決まるのですが画面端にいるのが逃げたい青なのか取られたい赤なのかは読み合いでしか決着がつかないという、深い読み合いゲームで……

ぶたは飛べるの? / Können Schweine fliegen?

ぶたは飛べるの?は競争型の知識ゲームです。ランダムで選ばれた60種類の中の動物について、「4本足である」「草食である」「うろこがある」などの特徴を当て、当てたポイントが最も高かった人の勝利です。24種類の特徴の中から早いものがちで特徴を選ぶので、動物の特徴を知っている・覚えている他に手の速さが求められ、知っているのにポイントが貰えないというジレンマがあります。 色々な動物について特徴を知るきっかけにもなりますし、動物について特徴を予測してチップを置く行動も楽しいので、ティーン未満から楽しめるゲームになっています。 全部の特徴を暗記してしまうと百人一首と変わらないゲームにな……

お化け屋敷の宝石ハンター / GHOST FIGHTIN’ TREASURE HUNTERS!

お化け屋敷の宝石ハンターは協力型のボードゲームです。サイコロを振って出た目の分だけお化け屋敷を進み、屋敷に隠されている宝石チップをすべて集めたら勝利です。お化けのいる部屋はお化けと戦って追い出さないと宝石チップが取れず、サイコロの結果色々な部屋にお化けが集まり、1つの部屋に3匹のお化けが集まると巨大な悪霊に変身してしまい、この悪霊が6部屋に出るとプレイヤーの敗北です。 サイコロを振りながらお化けの出現をコントロールし、お化けを退治しつつ宝石を集めるというミッション系ゲームで、ゲームのタイプとしてはパンデミックによく似ています。場をコントロールするゲームが好きな人にはたまらない魅……

虹色のへび / Regenbogen Schlange

虹色のへびは競争型のカードゲームです。自分の手番にカードを1枚めくって、出た蛇の頭・胴体・しっぽの色が繋がって蛇ができたらその蛇のカードを全部もらい、カードが無くなった時点で貰ったカードの一番多いプレイヤーの勝利です。 頭・胴体・しっぽはランダムで出てくるので繋がるようであれば繋げ、蛇ができたら受け取るという単純なシステムですのでティーン未満でも十分以上に楽しめますし、1プレイが短時間でまとまるので繰り返し遊ぶのに向いています。 狙っていけば物凄く長い胴体の蛇もつくれなくはないのですが、普通にプレイしている限り胴体の長い蛇を作るメリットがあまりないので出た所勝負になる傾向が……

ゆかいなふくろ / Absacker

ゆかいなふくろは競争型のカードゲームです。場に同じ番号の列を作り、手番プレイヤーは1枚から3枚のカードをプレイして、列の番号と同じ枚数のカードが並んだらカードの列を受取ります。このカード枚数が多い人の勝利です。手番で1枚から3枚のカードをプレイするだけですが、欲しい列が取れないのにカードを出さなければならない葛藤があり、狙ってカードの列をゲットできた時は非常に嬉しく、とても楽しいゲームです。 バリアントルールとして入手したカード枚数が一番少ない人が勝ちである「ふゆかいなふくろ」という遊び方もあり、こちらはマイナス点の押し付け合いになって非常に白熱しますのでお薦めです。 ル……

海底探検 / DEEP SEA ADVENTURE

海底探検は競争型のチップゲームです。潜水艦から海底に潜り宝物を回収して帰るゲームなのですが、全員で共有する酸素がなくなるとアウトなゲームで、奥まで移動した方が良い宝物を得られるけれども移動するごとに持っている宝物の分だけ酸素が減るというシステムなので、行くか戻るかという選択が非常にシビアなシステムです。 ルール自体は単純なのでティーン未満でも楽しめますが、判断がシビアなのでガワの可愛さに気を取られて甘く見ると手痛い目に合うゲームです。 3ラウンドでゲームが終わるためプレイ時間がそれほどかからなく、ワイワイ遊びながらも個々人で判断を下すシステムなので皆で楽しめるため、誰にでも……

クク / cucco

ククは脱落型のカードゲームです。配られたカードを全員各自見た後手番プレイヤーが右隣の人とカードを交換するかどうか決め、交換する場合交換し、しない場合右隣のプレイヤーに手番が移ります。ゲームで発生する判断は「手札を右隣と交換するか」だけなのですが、カード効果によって即死したり遡って脱落させられたりするので判断が非常にシビアで、ただ交換するかどうか決めるだけなのですが非常に判断力が試されます。1ゲームに1人脱落者が決まり最終的に1人生き残った時点で勝利が確定するゲームですので最後まで気が抜けません。 ゲームとしては単純なシステムですのでティーン未満でも遊べますがシビアな判断を迫られ……

カヤナック / KAYANAK

カヤナックは競争型の釣りゲームです。各プレイヤーはダイスの出目に従って盤面を移動し、氷に穴を開け、魚を釣ります。氷に見立てられたA4の紙に棒で穴を開け、磁石の釣り竿で小さな鉄球の魚を釣り上げるのが楽しく、穴を開けてから釣るまでに時間がかかるためつられていない部分を記憶する記憶ゲームとしての一面もあり、なかなか楽しいです。 難易度はなきに等しく、物理的に穴を開けて釣りをする「見立て」ゲームですので小さな子供でも(むしろ子供の方が)楽しめるようになっており、小さな子が一度ハマると数日間離してくれないほどの魅力があるゲームです。 言語依存はないので英語版を購入しても全く問題ない……